修行ってどうやるの
前回投稿のJALカードのダウングレードに伴う利用可能枠の件はJALカードお任せなのでおいといて、そもそも修行ってどうやるんだろう。飛行機に乗ることは分かってる。FOPか回数かの方法があることも分かってる。分かってないのは、どうやったら一番効率的かということだ。時間的に金銭的に効率の良い修行ってどうやるんだろう。
苦行じゃなきゃダメなのか
ネットで修行について記述があったサイトを読み漁った。回数修行で効率を求めるなら、それに見合う路線を使わなきゃならない。福岡-宮崎が適切なようだが、北海道からこの路線に参加するには遠すぎる。北海道には丘珠発着のHAC(北海道エアシステム)の短距離線がある。これなら行けそうだと思いつつも抵抗感がある。何って、つまらなさそうでしょ。その苦行に耐えてこそが修行たる所以だろ!だけどね、JGCに入会するのが目的だけど、もう一つの目的はそのために修行することなのよ。つまり、修行そのものがワクワクして達成感を得られるものでないと面白くないワケ。だから、鉄板と言われている東京ー那覇のファーストクラスでの単純往復も、90万円掛けて1桁台の単純往復で50,000FOPを達成できてもダメで、FOP2倍キャンペーンがあったとして45万円でできたとしてもダメなわけ。何故かって、計画段階から面白くないでしょう。でも、国内のFOP積算率2倍は効率の良さで言えばアリ。これを使わない手はない。
修行の計画は楽しい
ネットでは国際線で達成する人がいることが分かった。OKA-SINタッチだって。面白いこと考えるなぁって感心したよ。アジア・オセアニア路線はFOP積算率1.5倍だから、ここまでは許容範囲だと思った。これを自分に当てはめるとどうなるか、JALのサイトでシミュレーションしてみた。シミュレーションって言っても料金調べただけだけど。これがビックリ、燃油サーチャージのせいで金銭的に全然効率良く無い。ダメだこりゃ。
国際線利用の面白さに気づいてしまったので、さらにネットを探すと海外発券というのをしている人がいた。日本からチケットを買って高いなら、現地で買おうって算段。方法はJALのWEBサイトからできるし、値段を調べると確かに安い。これだ!ってな訳で方法はこれで決まり。じゃぁ、どんなルートを組むかが問題だ。この段階でかなり楽しくなっている。
調査も修行のうちか
海外発券だから調査の段取りは2段階。現地からの購入が可能で、その価格。その現地まで国内から往復する値段。最初に試したのはデリー-東京-メルボルン。これができれば一撃で解脱できそう。
2023年3月29日にビジネスクラスで以下を検索。
6月1日DEL-HND 7,255FOP
6月5日NRT-MEL 9,946FOP
6月9日MEL-NRT 9,946FOP
6月13日HND-DEL 7,255FOP
INR 317,143(505,814.22円)
34,402FOP @14.70円/FOP
届かない!石垣で2回のストップオーバーなら合計で約12,000FOPになるから45,000FOP越えで解脱か!?よし、ストップオーバーを東京から石垣に変更。エラー。じゃぁ那覇で。エラー。しょうがない、福岡で。エラー。なんじゃこりゃ!東京以外のストップオーバーは全てエラー。日付を来年2月に変えてやる!エラー。JALのサイト設定をDelhiに合わせて自由ルートで検索できても、料金の表示となった段階で東京ストップオーバー以外はエラーになる。これね。
以下をご確認ください。
エラー: 選択されたフライト、キャビン、またはその両方の運賃が見つかりません。 もう一度検索して、他のキャビン、他のフライト、またはその両方を選択してください。 (5685 – 2201)
日付を東京と同じにして、国内線で空席があるのを確認して際トライしても料金表示になると同じエラー。仕様が良く分からない。何かルールがあるんだろうけどね。面倒だからこれ以上調べないけど。
でも悔しいから日本からデリー行きの飛行機を調べた。これも海外発券ね。
ICN-KUL-DEL往復
ワンワールド加盟のマレーシア航空ならFOPが貯まる。ビジネスクラスなら予約クラスによるけど最高で飛行マイルの125%で積算される。インチョン発でデリー行きを探すとクアラルンプール経由が見つかる。料金は約242,120円。どうして「約」かと言うと韓国ウォンで表示されるから。
合計で747,934.22円。これが今のところの基準になる。金額だけじゃなくて、インドにタッチ、オーストラリアにタッチ、韓国にもタッチする計画。飛行機もマレーシア航空のビジネスクラスとラウンジ、JALのビジネスクラスとラウンジを経験できる。
ここで問題が。北海道在住の私は自力で韓国インチョンに行かねばならない。FOPは上の旅程で達成できているから気にする必要は無いものの、お金はかかる。とりあえずLCCで往復5万円位と見積もっておく。すると合計は約80万円になる。
これで条件は絞られてきた。
1.日本から最も遠いFOP積算率1.5倍の路線
2.その中でFOP単価が最も低い路線
3.開始地点の海外空港に最も安く行ける路線
4.料金は全てビジネスクラス
4の「料金は全てビジネスクラス」は上の積算でも使っているけど、調べてみると妥当性はある。楽(ラク)したいからビジネス(それもあるけど)ではなく、エコノミーのマイル積算率が悪いのよ。30%とか当たり前だから。積算率100%のエコノミーは金銭的効率性が悪く、また長時間の搭乗は50半ばの身体にも悪い。また、100%積算のプレミアムエコノミーの設定が無いというのもある。
無理やり結論へ
で、これらから導き出した答えが、マレーシアのクアラルンプール発券の東京2往復だ。JAL便を海外発券してKUL-NRTを2往復しても45,000FOPには届かない。そこで、ワンワールド加盟航空会社であるマレーシア航空を使ってKULと日本を往復することにした。ビジネスクラスを使えばマイルが125%積算でFOPにも反映されるし。ボーナスポイントやFOP積算1.5倍が無くてもトータルで45,000FOPを超える。でも、日本発クアラルンプール着は高いんだよね。そこで考えたのがまたしても海外発券。韓国の仁川(ICN)発券でクアラルンプールに行って帰ってくるパターン。自宅は北海道なので新千歳から仁川往復はLCCを使う。ここはFOPが無くても計画上は大丈夫。
当初かかげた「効率性」って何なんだろうね。人によりけりだね。
次はエクセルでFOPと料金を積み上げ計算して確認だ。