ANA修行2024搭乗編_05(海外_復路)
3日目[ホテル-SYD]
歳のせいか早起きは強制的に得意になった。身支度を整えているとスマートフォンに通知が。到着機が遅れて35分程遅延すると。
チェックイン開始時刻も遅れるのかな。何故かオンラインチェックインができないんだよね。少し準備の時間をゆっくり持てると良く解釈して朝食会場へ。
写真はこれ1枚だけだが、とにかくお洒落で何でもある。
ビビンバ用食材が用意されていたのが特徴的かな。写真のとおり、デニッシュ天国。全種類食べたいが、ここは我慢のしどころだ。
ここで目的の一つであるホテルの目の前の公園、ハイドパークに行ってみた。
シドニーには何度か来たことがあったが、この公園には縁が無かった。30年以上も来たいと思っていた公園にやっと足を踏み入れることができた。感慨深い。公園自体に別に何か特別なものがあるわけでもないが。実際に歩いてみると、地図で見るより随分とコンパクトな公園であることが分かった。朝食後の散歩に丁度良い。
一旦ホテルに戻り、8:35にホテルをチェックアウトして出発し、電車に乗って空港に到着したのが9:05。このスムーズさには恐れ入る。
駅の構内にはあちこちにこの手の電光掲示板がある。次に来る電車を示しており、空港に行く場合にはこの表示ではダメ。
T8が表示されたら、次に来る電車は空港へ向かう。複数路線が乗り入れている駅はホームは同じで移動の心配はないが、掲示板には気を付けること。
電車の中の様子。あまり分からないね。
シドニー国際空港の駅。みんな左に寄って並んでるのがなんか面白くて撮った。
3日目[SYD-HND]
SYD 11:50 -NH890- HND 20:35
ANAのカウンターはFで固定らしく、そこへ向かった。
Fを通り越してトイレを探しに建物の一番端へ。Kカウンターの奥にトイレがある。ここにはシャワー室も一室あった。
誰でも使えそうな雰囲気。誰か試してみて。
Hカウンターの前にはプライオリティパスのレストラン特典で利用できるmach2がある。
私のMUFG系カード発行のでは来月から無料では利用できなくなる。そのすぐ左にはフードコートがある。別に出発ロビーにいなくても早く出国した方がいい。制限エリアはショップもレストランも充実している。
さて、Fカウンターに到着。あんまり並んでない。ビジネスは待ち時間ゼロ。
チェックイン時に唐突に別切りチケットの羽田ー金浦の乗り継ぎのことを言われた。既に登録されているらしい。羽田で最初に金浦に向かった時のチェックインで、全ての旅程を乗り継ぎ情報として入力してくれてたんだね。オンラインチェックインできなかった理由はこれだったんだ。
その場で全ての搭乗券を発券できるというのでそうしてもらった。受け取ったのが最終目的地である新千歳までの4枚の搭乗券。つまり後4レグあるのだ。
出国審査は自動化ゲート。しかし、大混雑。ファーストクラスとビジネスクラスのチケット保有者は別レーンがある。並ぶことに変わりないが各レーン10人待ち程度。
次は手荷物検査。これがヒドイ。大混雑。ここもファーストクラスとビジネスクラスのチケット保有者は別レーンに並べる。待ちは15人程度か。それ以外の列は大変だ。ひょっとして一時間程度かかるのではと思わせる混雑ぶり。私はその15人程度の列に並んで通過に20分程度かかった。X線モニターの係官が厳重にチェックしているせいなんだけどね。
制限エリアに入ってラウンジを目指す。こんな看板や
こんな看板があるので、
自分が利用できる航空会社のラウンジを目指す。向かう先はニュージーランド航空のラウンジなんだけど遠いわ。
チェックインカウンターでも言われたんだけど、搭乗口は反対側の建物にあるから、歩いて15分は見てくださいと言われた。
で、やっとのことでラウンジに到着。入口で搭乗券をスキャンして入場。混んでるわ。まぁ、雰囲気だけどうぞ。詳しいのはネット上にゴロゴロあるでしょ。
発便のモニターも随所にある。ちなみに表示されている「Relax」は「時間的余裕有り」の意味。羽田行きはしっかりDelayになってる。
制限エリア内は見所(店・レストラン)が満載。ぶらぶらしながら搭乗口へ向かう。
途中にプライオリティパスで利用できるラウンジ「The House」があった.。
実は11時を過ぎた頃から急にラウンジが空き出した。あんなに混雑していたのに11:30にはほとんど人がいなくなった。もしやと思って出国審査の手荷物検査場に行ってみた。
ガラガラやん!シドニー発便は午前中に一旦山場を迎えるんだね。免税店なんかも暇そうにしてた。
さて、搭乗。見慣れた整列。
この後の機内は往路と同じ。特筆すべき新情報は無いかな。
羽田に到着して705番で沖停めからバスで来たんだけど、入国審査場へ向かう途中に一か所だけ階段のみっていう動線があった。これはお年寄りには辛いかもね。
日本への入国は早かった。肝はVisit Japan Webだと思うね。まぁ、預け手荷物が無いってのが一番の要因だとは思うけど。21:15に降機して京急経由で天空橋のホテルに22:00には到着してたから。
さて、明日が最終日。最後の3レグだ。
4日目[HND-GMP]
HND 08:40 -NH861- GMP 11:05
連日の早起きと移動で少々疲れ気味。これだから宿泊を伴う修行はあまり好きじゃない。早く起きられれば修行は成功したも同じなので、頑張って4:30に起床。身支度を整え、6時過ぎにホテルを出発。京急を経由して7時前にはANAラウンジでソバを食べてるんだから、なかなかの効率の良さ。
因みに今回宿泊していたのは「京急 EXイン 羽田イノベーションシティ」。夜遅くに着いて早朝に出発だから、ただ寝てシャワー浴びただけなんだけど、立地含め十分なホテルだった。ただ、京急を利用する場合には駅構内でエレベーター移動が発生する。これが嫌な人はモノレールを利用すると良い。しかし、停車駅数に注意が必要。今回何故京急を利用したかというと、停車駅の少なさがポイントなのだ。
京急:天空橋-第3ターミナル-第1・第2ターミナル
モノレール:天空橋-第3ターミナルー新整備場-第1ターミナルー第2ターミナル
地下深く潜らなくてはならないが、京急の方が国際線も国際線と国内線の乗り継ぎも圧倒的に効率がいい。
出国審査をしてANAのラウンジに行く途中の左手にPOWER LOUNGE PREMIUMというカードラウンジがある。
目の前でYoutuberらしき人がカメラ持ってブツブツ言ってる。限られたクレジットカードのホルダーが対象のラウンジなので利用者は外見からは少なめ。
一方、ANAラウンジはザワザワしてる。一昨日も同じ時間で同じ状況だから、平均的にオジサン達の声が大きいってことなのかな。朝7時から酒飲むって、飲まない人には理解できない。
金浦タッチは本物
シドニーのカウンターで聞いた通り、乗り継ぎ入力はしてくれているらしく、また搭乗券も全て貰っている。今日は1日目でやった入国せずの折り返し乗り継ぎを、流れに乗って再現できるかの検証だ。つまり、金浦で降機した時にアシアナの職員がいなければアウトってこと。さて、どうなるか。
機内に入り着席すると、直ぐに眠気が襲ってきた。やっぱり疲れてるんだな。と思いながらも機内食はしっかり頂いた。
2時間弱のフライトが終了して金浦空港に着陸した。前回は機内アナウンスで「国際線お乗り継ぎのお客様は」なんてアナウンスがあったけど今回はそれが無い。一抹の不安を覚えながらもキョロキョロしながらボーディングブリッジを進む。すると私の名前が印刷された紙を持った若い女性が待っているではないか!もう女神にしか見えなかった!アシアナ航空のTシャツを着てジーンズを履いた女神だ。こっちの航空会社職員はみんな恰好ラフだよね。
降機した場所は違っても動線の終着地は38番と39番の間の手荷物検査場だ。また手荷物検査場までのエスカレーターが動いていないと思ったら降りる専用のもので、上りに対応していなかった。
スタアラゴールドでラウンジインビテーションが次のエコノミーのチケットにも記載されており、それを彼女は事前に分かっていたらしくアシアナラウンジ階下まで送って貰ってお別れ。ラウンジまでの道中にいろいろと質問してみた。なんで会話が成り立つかというと、彼女のお父さんが日本人なんだって。日本語もネイティブ並みでした。
聞くとやはり乗り継ぎ情報を元に迎えに来ているらしい。彼女は入社一年目であまりよく分からないとのこと。
私ながらの結論は、
「日本国内のANAにて、たとえ別切り航空券であったとしても、金浦空港での乗り継ぎ情報をシステム上に入力してもらい、復路のチェックイン済み搭乗券を発券してもらうことができれば、日本で入力された乗り継ぎ情報を元に金浦のアシアナ航空職員が手荷物検査を手配した上でボーディングブリッジまで迎えに来てくれて、乗り継ぎの案内をしてくれる。」
だ。
なお、たとえ乗り継ぎのルートや場所が分かっていても自分一人で移動することはできない。なぜなら専用の手荷物検査場の入口は施錠されており、中には誰もおらず、アシアナ航空の職員が予め検査場職員に連絡しないと、検査員が来て開錠して検査機に電源を入れて検査をするなんてことができないからだ。
これでANA-ANAの金浦タッチは可能だということが分かった。逆に金浦で乗り継ぎできないパターンはというと、乗り継ぎ情報が乗り継ぐ先のシステムに登録されないパターンだろうね。ANAで金浦に行ってJALで帰るってのを、入国しないで可能かといわれると、それは分からない。やはり同一もしくは提携航空会社間での乗り継ぎ、同アライアンス内での乗り継ぎに限られるのではないかと。誰か検証してくれる猛者はいるかな。
いやー、感慨深い。計画したことを予定にして、実行して実現できた。入国無しの金浦タッチANA修行が成功したよ。
今一人でアシアナラウンジで感動を噛みしめてる。この感動を理解してくれる人(変態)はそうは多くないよね。これも修行の楽しみ、醍醐味の一つだよね。
そんなことしてたらプライオリティパスで入れるラウンジに行きそびれちゃった。プライオリティパス利用に本当に縁がないなぁ。
4日目[GMP-HND]
GMP 12:40 -NH864- HND 14:55
定刻で機内へ。特記事項なし。強いて言えば満席だったこと。初日に来るときも満席だった。どうりで特典航空券が取れないはずだよね。韓国って人気なんだね。
機内食もパス。さっき食べたばかりだったし。およそ2時間のフライトだったら新千歳-伊丹って感じでしょ。何もいらないよね。エコノミーでも全然大丈夫。
定刻より20分も早く第三ターミナルに到着。入国審査は日本のパスポートホルダーは自動化ゲートであっという間。それ以外の人はかわいそう。これは何とかした方がいいよ。過去に韓国の仁川での入国と出国はJGC修行で嫌な思いしてるから行きたくないと思っているのかも。
さっと入国したのでANAの乗り継ぎカウンターへ。オープンは15時から19時だって。15時まであと10分ある。考えてみればチェックイン済の搭乗券持ってるんだった。そのまま乗り継ぎ専用手荷物検査場へ。検査してT2行きの乗り継ぎバスへ。接続が良く直ぐに出発。到着してエレベーターで2階へ上がるとそこは国内線の制限エリア。そのままラウンジへ直行。後は最後の1レグをこなすだけになった。
4日目[HND-CTS]
HND 17:00 -NH864- CTS 18:35
もう消化試合みたいになってるのか写真が全然ないよね。撮って無いもん。なんでかって途中からは去年の修行を部分的になぞってるからかな。
何の問題もなく新千歳に到着。これにて今回の搭乗修行は終了。お疲れ様!
復路の修行の結果
さてさてPPはどうなったか。ANAサイトに表示された実績は以下のとおり。
SYD-HND 9,518
HND-GMP 1,821
GMP-HND 568
HND-CTS 510
合計12,417PP
数字は完全に事前の計画通り。
50,000PPまで残り8,383PP。