現地SIM(Tello)を買った
別に困ってなかったけど
アメリカに滞在して1週間が経った頃、子守をしている子供に進研ゼミのタブレットでの勉強は進んでいるか尋ねると、やってるよとの回答。で、やっているところを見ていると、ホテル内でwifiが使えるにも関わらず、持参した楽天でんわ回線をスマートフォンでテザリングして通信している。
おいおい、なんでwifiにつながないの?と聞くと、繋げられないんだとのこと。試しにやってみると、進研ゼミのタブレットのwifi接続はホテルのような独自のWEBログイン画面が出て認証するタイプのwifi接続はできないことが分かった。AMAZON Fire stick TVはできたのにねぇ。
これは月間2GBの無料高速通信分を使い果たしてしまい、低速で用が足りるならいいが、そうでなければ1GBを500円でチャージしなくてはならない。
考えた挙句、現地で格安SIMを調達することにした。第一候補はMINT Mobile。でも却下。安いけど3か月分前払いなんだよね。
第二候補はTello Mobile。初めて聞いた。まぁとにかく安い。国際電話も無料通話分としてコミのプランもあるし、残った通信分はプランによっては繰り越せるし。解約はいつでもできるし、ポートイン・アウト(日本で言うMNPね)に対応してるし、通信網はT-Mobileだしで言うことなし。
じゃぁ契約してみようか
で、最初の難関である携帯電話チェック。このページにIMEI番号を入力してチェックする。子供のスマートフォンはAQUOS sense7でeSIM対応。しかし、結果はeSIM非対応と表示される。なんで?と調べてみると、どうもバンドが影響していることが分かった。
このヘルプページに必要なバンドが書いてある。
LTEのバンドとしてBand 2 (1900 MHz)、Band 4 (2100 MHz)、Band 12 (700 MHz)は最低でも、またBand 5 (850 MHz)、Band 66 (1700 Mhz)、Band 71 (600 MHz)のうち1つでも対応していればより良い通信環境を得られると。
で、Aquos sense7 SIMフリー(SH-M24)を調べてみると対応バンドは以下のとおり。
5G NR (sub6): n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79
4G LTE(FDD-LTE): B1 / B2 / B3 / B5 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B21
4G LTE(TD-LTE): B38 / B41 / B42
3G(W-CDMA): B1 / B2 / B5 / B8
2G(GSM): 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz
被ってるのは4Gのバンド2とバンド12、3Gのバンド5だ。ダメダメじゃん。
私の持っているAquos sense6(SH-M19)なんでもっとヒドイ。
5G : n3 / n28 / n77 / n78 / n79
LTE : B1 / B3 / B5 / B8 / B18 / B19 / B38 / B39 / B41/ B42
3G : B1 / B5 / B8
GSM : 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz
4Gは全く対応するバンドが無く、3Gでかろうじてバンド5が対応しているだけだ。
な~るほど。アメリカ到着初日にこの田舎の空港でスマートフォンのアンテナは立つものの、全く通信できなかったのはこのせいか。
これで思い知った。海外を飛び回るならiphone一択だと。今回一緒に子守をしている子供の家族は全員がiphoneを所有している。子供にこんな高級品をと思っていたけど、アメリカに来て初めて理由が分かった。日本での契約もソフトバンクなもんだから、アメリカにいる間はアメリカ放題でメジャーなキャリアにはちゃんと繋がるし、通信料まで無料だもんね。
AndroidだとGoogle Pixelってことになるのかな。世界に向けて売っているスマートフォンでも販売先国別に随分と対応バンドを絞ったり変化させてるので、購入前に要確認だなぁ。
でも二機種ともお高いよね。ってことで調べたら良さげなのを見つけた。motorola edge 40。これいいかも。
物理SIMが買えてeSIMがダメな理由が分からんと息巻いても仕方なく、そんなことでtelloを即時開通可能なeSIM契約をすることを諦め、送料2$払って物理SIMを郵送してもらう契約をした。で、予告より3日遅れて到着したのが下の写真。ホテル宛に送って貰った。
買い方や契約の仕方はネット上のあちらこちらにあるのでそれらをご参照ください。
使ってみるか
SIMカードが入った、これも紙のカードなんだけど、を開封する。
開くと思いきや横から取り出す仕組み。SIMカードは3 in 1カード。自分の端末に合わせて切り抜くタイプ。このカードの右上にはPUKコードも書いてある。SIMカードがロックされてしまった時に必要になる。ありがたい。
では、登録したtelloのサイトでSIMカードをアクティベーションする。9桁のアクティベーションコードを入力してボタンを押すだけ。
詳細なヘルプページはこちらにある。
APN設定は自動でなされるらしい。でも心配だからヘルプページも調べといた。あまり助けにならなさそう。
あっさり開通、でも...
念のためアクティベーションのボタンを押してから20分待ち、スマートフォンのSIMカードを入れ替えた。あっさりと通信開始。アンテナマークが表示された。しかし、ホテル内で操作していたのだが、外に出るとデータ通信ができない。あぁ、前にもこんなことあったよな、と思い出してちょちょいと設定。上のヘルプが役に立った。
何をするかというとAPNを追加するのだ。APNの自動設定があてにならず、実際には通信できない場合、APN設定を追加してやると、T-MOBILEと接続先が表示されて通信が開始された。今回の場合、以下のように設定する。同じアンドロイドでもバージョンによっては違うかもね。
設定→ネットワークとインターネット
SIM→アクセスポイント名
画面右上の+(プラス)をタップ
名前をタップ→telloって入力しとけばいいよね→OK
APNをタップ→wholesaleって入力→OK
画面右上の三点リーダ(縦)をタップ→保存
繋がった。
※豆知識
「≡」→ハンバーガーボタンとかハンバーガーアイコンと呼ばれる。これを押して表示されるのがハンバーガーメニュー。
「︙」→三点リーダ(縦)。PCだとトリコロンとも。
悪あがき
Aquos sense7はデュアルSIM端末ではあるものの、物理SIM+eSIMでのデュアルSIMだ。そのため、telloで運用するには楽天モバイルのSIMを抜かなくてはならない。これが嫌なんだよね。
で、どうするかというと、telloのサイトでeSIMへボタン一つで変更できるのだ。しかし、端末調査の時点でeSIMでは運用できないと言い渡されている。これは賭けだ。eSIMに変更したはいいけど、全く通信しなければ、契約して到着するまでの一週間も無駄になれば、当然お金も無駄になる。でもやりたい。だって失敗したら楽天モバイルに課金すればいいだけでしょ。
なんて人柱根性丸出しで、Switch To ESIMボタンをポチっとな。すると、こともあろうにまたIMEIチェックをするための入力欄が表示された。ちっくしょー!
でも念のためIMEI番号を2つとも入力してみた。答えは同じ、
This phone is compatible with Tello network.
This phone is not eSIM compatible.
だって。
はぁ、野望破れたり。
楽天のSIMは無くさないように気を付けます。次回はスマートフォン選びも気を付けます。